イメージで変わる演奏♪


最近、和声の勉強を始めました。

もちろん高校・大学時代に和声の授業は受けましたので、簡単な基本程度の事は頭では理解しているのですが…

自分が演奏する曲に出てくる響きはとても複雑なものもあり、しかしそれがなんとも心を鷲掴みにされるような、身もだえるほど感性に訴えかけてくる響きだったり

その「感覚」を言葉のみで生徒さんに伝えようと思っても、私と同じ「感覚」で理解できる生徒さんばかりではありません。

もっと根拠をもって説明してあげられるようになりたい!

そして自分の曲や演奏にも、その「感覚」に根拠があることを知りたい。

そうすることで演奏も指導もより良い方へ向かうのではないかと、とにかく足りない自分時間内で勉強できる方法を探していました。

まだスタートして間もないので、もう少し勉強が進んでいきましたら、また報告させていただきますが

いくつになっても学ぶことは本当に楽しいですね!

この和声の勉強、私に合う素敵な先生と出会えましたので「継続は力なり」の精神で取り組んでいきたいと思います♪

そして教わり消化できた内容はすぐにレッスンに活かしていきます。

曲のイメージを可視化する、とでもいうのでしょうか。

生徒さんに「曲中に出てくる調性やアーティキュレーションからイメージしたお花を絵に描いてきて」と宿題を出したところ…

こんなに上手に素敵なお花の絵を描いてきてくれました♡

そしてものすごく驚いたのは、その演奏がこれまでにないほど変化したこと!!

「このスラー1つ1つが、スズランの小さなお花の1つ1つで…」と説明をしてくれながらの演奏。

「中間部は少し情熱的な感じなので、赤のカーネーション」

自分の脳内イメージが絵によってより具体的になったのだと思うのですが、表現力がこれまでとは違い、音やスラーの扱い方が大きく変化していました。

和声の説明は難しいかな…と思う年齢の生徒さんでしたが、説明とその表現力を合わせて教えていくと、難なく理解して表現力が上がっていくようです!

私も自分の勉強がすぐにいかせたので、モチベーションはかなり上がりましたψ(`∇´)ψ

生徒さん達のおかげで、自分も日々進化していかなくてはいけないと思えるこの頃。

共に学んでいける関係性を持てる生徒さん達に感謝です♪