音を聴く


怒涛の春も、少しずつ落ち着きを取り戻しはじめました ♪

そんな中でも、今年の夏に向けて、意欲的にピアノを勉強している生徒さんがおります!

先日もレッスンをしていて、私自身が驚いた事があります。

それは、これまでの指やタッチの事を細かに伝えるテクニックのレッスンから、

「自分の音をよく聴いて!」

という、感覚的に どうしたらその音色が出せるか、自分で研究する!というレッスンに変わっていたのです。

もちろん、テクニックに問題が全くなくなった訳ではないのですが…

「自分で研究してきてね」…と言えるくらいに、バランスが取れてきたように思います。

これは、スゴイ!!

こうなってくると、レッスンは、私にとっても 非常に楽しいものになってきます(^-^)

本来レッスンは、「受動的」ではなくて「能動的」であるべきで、「教わる」のではなく、先生から「盗む」ものであります。

スポンジのような吸収力で、私の持てる音楽を どんどん吸い上げて↑

全て吸った後には、その先、自分の感じる音楽と真摯に向き合っていってほしいです。

必ず、その人ならではの、素晴らしい演奏が出来るようになると思いますよ(*^^*)

この教室には、お世辞でも親バカ(?)でもなく、吸収力の良い生徒さんがたくさんいます!

自覚のない方も多いのが悩みの種ですが…

生徒さん全員で、私を干からびさせるくらいにψ(`∇´)ψ      

たくさん盗んでいってもらいたいものです(^-^)