やっとやっと聴けました。
キーシンが来日してから、川崎→所沢→大阪→オペラシティ→愛知→サントリーと6公演(+本日作曲家としてのコンサートもあり)。
どうしてラストの公演のチケットをおさえてしまったのか、、初回のミューザ川崎まで行けば良かったと後悔したほど、キーシンの演奏を聴ける日を待ちました。
今回のプログラムは、夏にお亡くなりになられたキーシンの唯一の師であるアンナ先生に捧げられたもの。
前半のプログラムは、とにかく天界にいらっしゃる先生への思いに溢れた選曲で、バッハ以外は魂に触れる弱音の世界。
一瞬で変わる光と影。
芯に突き刺さるような弱音の世界で繰り広げられる魂の揺さぶり。
ただ個人的な見解として、昨晩のキーシンは本調子ではないような何かを感じましたが…
それでも、アンコールラストのショパンのワルツはじんわりと温かく私の心を包み込み、とらえて離れませんでした。
真の芸術家の音楽。
是非また日本に戻ってきてください・:*+.