昨日は、恩師のコンサートを聴きに、ルーテル市ヶ谷センターまで行ってきました(^-^)♪
早めに自宅を出発して、ちょっとしたプレゼントを購入し、さて軽めの食事を取ってからホールに向かおうかな…(^.^)
と思っていたら、何の気なしに見たチラシに書いてある開演時間が、思っていたより1時間早い〜!!Σ(゚д゚lll)
食事をやめにして、汗をかきながらホールに到着☆
ギリギリで間に合いました〜(;^_^A
先生の演奏は、言葉にはできないくらい素晴らしかったです!!
ベートーヴェンのみなぎる音楽の強さに加え、終盤のソナタでみせる、神がかった和声の響きの美しさ。
それを先生は、先生らしい優しさと包容力で、見事に表現されていて…
その優しさと強さの間で、すっかり感情を揺さぶられ、涙が溢れる想い!
もはや巨匠の演奏でした。
指の根元を訓練し、リズム虫を意識して…と、いつも自分が地道に積み上げて練習していることの、何て凡人な事か…
先生は、静かにイスに座っているだけで、圧倒的な音楽を奏でることができるのです。
本当に本当に素晴らしかったです♥︎
感動的な演奏に、感謝の念を抱きつつ、先生の弟子であることが どれほど幸せなことか…と、心から思いました(^-^)
ちなみに…
指上げ練習やリズム虫の練習は、私にとっては、やはり必要です(^-^)
20年以上前から先生の演奏を聴いてきましたが、やはり先生でも調子の悪い時はありました。
一時期は体調を崩されたせいもあって、演奏している姿が痛々しい時もあったほどです。
ただ先生には、最初から圧倒的な音楽が身体の中に存在しているのを、常に感じておりました。
そんな才能溢れる先生の、昔のレッスンはひどいもので(^^;;
「もっと爆弾みたいにバ〜ンって弾いてごらん」
とかΣ(゚д゚lll)
「僕だったらこうしちゃうのに」
と言いながら、おふざけでチャカチャカ弾いて楽しんじゃったりとか( ̄◇ ̄;)
お弟子達の間では、何も教えてくれないレッスンで有名でした(^^;;
ただ、その才能に触れていると
「先生はどうやって奏でているんだろう」
という思いに駆られて、おふざけしている先生の弾き方を睨みつけるようにみつめながら、人の心をつかむ音楽には、‘間’や‘リズム感’ ‘一貫した流れ’が必要だと気づいたような気がします(^-^)
そう思うと、本当の音楽は、自分で見つける(体得する)ものなのでしょうね。
基本的な指の使い方は、きちんと習わないとダメですが…
音楽は、自分がアンテナさえ張っていれば、至るところでレッスンを受けられます(^-^)♪
私の生徒さんには、音楽を勉強していく過程で、競争や勝敗だけに目を向けるのではなく
そこからたくさんの事を得て、体感して、本物の音楽を奏でることのできるリトルピアニストになってもらいたいな☆…と、思っています(^-^)♪
先生、本当に素敵な1日をありがとうございました♥︎