ニコライ・サラトフスキー先生のマスタークラス
昨日、生徒さんの受講に付き添い、同席してきました。
今回は小学生の3名が受講させていただいたのですが、音数の少ない曲でも先生の音は多彩で、p〜pp〜pppの幅と距離感のある弱音、明暗の変化、そして音楽にとって1番重要な間合いやニュアンス、呼吸。
どれをとっても、世界で活躍するピアニストならではの響きであり、その美しさは今でも脳内に鮮明に残っています。
生徒さん達は多少緊張しながらも、精一杯の集中力を持ってレッスンに臨んでくれました。
もちろんすぐにはうまくいかないこともありましたが、このレッスンから大切なことを1つ2つ学び、今後それが生きてくるようにできるか、だと思います。
子どもたちにも真摯に向き合ってくださり、数々のコンクール審査員をされている先生ならではの、演奏にとって何よりも大切な秘密を教えてくださいました。
先生の音とお話を聞いて、私自身ももっと勉強しなくてはならない事がたくさんあると、身に染みながら帰宅。もっと練習に励みたいと思いました。
お声かけくださり、皆の通訳を一手に引き受けてくださいました友人のソボレフ智子先生には、心から感謝申し上げます。
有意義で刺激的な、素晴らしい1日をありがとうございました。